資金がない人の馬券術その１　”単勝・複勝編”　前編

time 2016/01/22

folder 馬券術

「資金がない人の馬券術」を

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馬券の基本とも言える、単勝と複勝。

さまざまな馬券の種類があるなかで、

一番シンプルな馬券です。

これらの券種との付き合い方は、

どのようにするべきか？

念のため、前回に引き続きもう一度言います。

☞前回の記事

１レースに何万円も賭けられないよ～。

っていう競馬ファンがほとんどなはず。

そういう一般ファンが馬券を買うには、

さらにはプラス収支を目指すなら、

どのような工夫をするべきか？

っていうのが、今回のテーマです。

ボクの考えを箇条書きで述べます。

〈単勝について〉

・レースを厳選するのであれば

メインにも据えられる券種だが、

よほどの予想力がない場合はあくまでサブ馬券。

・積極的に買うべきオッズの範囲の目安は１０倍～５０倍くらい。

・オッズが５倍未満の馬は買わない。

・頭で買うべき人気薄の馬は「逃げ馬」。

〈複勝について〉

・ハッキリ言って買う価値がない

・買うとしてもせめて、

下限オッズが５倍以上でよほど自信がある場合

いままでご愛読いただいている方は、

おそらくすでにお気づきかとは思いますが、

今回ボクが言いたいのは、

複勝は買うなよ！

ってことです。

複勝を買うべきなのは、

資金力があって裏情報も知っているような人だけ！

資金力がない人間が手を出す代物じゃない。

まったく割に合わない馬券である。

お前は単・複は控除率が

優遇されているのを知らないのか！

って言われても、

知らないよそんなの。笑

もちろん情報としては知ってるけど、

そんなの関係ねえ。

複勝に張るには

いくら資金がないと言っても、

少なくとも数千円～１万円ぐらいは

買わないとリターンがほとんどない。

にもかかわらず、

その１頭が馬券圏外に沈めばそれで終わり。

前回述べたように、

ローリスク・ハイリターンが馬券の特徴である。

その真逆をいくのが、

ハイリスク・ローリターンの複勝という馬券である。

では、ここで。

複勝を買ってはいけない２つの理由

①控除率が低いと言っても、

　実は馬券に絡む馬のオッズは美味しくない。

これはどういうことか？

カンタンである。

好走する馬には何百万、

ときには何千万円もの関係者票が入っているからだ。

インサイダー馬については

過去の記事でも説明してきたので、

いまさら多くは語らないが、

要するに、

複勝は他の馬券に比べてオッズが歪んでいるのである。

さらにそれは、好走する馬のオッズに顕著に現れる。

詳しくは過去の記事を参考にしてほしい。

☞関係者の大口投票によるオッズの歪み

②どんなに崩れなさそうな馬でも馬は馬。

　何が起こるかわからない。

あのディープインパクトでさえ、

負けるときは負ける。

天皇賞でのサイレンススズカの故障を

誰が予測できただろうか？

競馬は極めて紛れの多いスポーツである。

だからこそ百万円を超える払い戻しでさえも、

現代ではそう珍しくない。

さらに競走馬には故障が付きものである。

極めて本命が負けやすい競技なのだ、競馬は。

さらには最大１８頭もの頭数が揃えば、

少なからず他馬の影響を受ける。

運に左右される部分も大きい、とも言える。

したがって、

どれだけ自信があっても、

庶民はリターンの少ない複勝につぎ込んではダメなのだ。

そんなのは金持ちに任せておけばいい。

以上の２つの理由から

複勝を買うことは、やめるべきである。

たとえば、

１レースで複勝を１万円分買うなら、

人気薄を相手に入れた

３連複を１０点買った方がいい。

それを１０レース買えばいい。

人気薄が２頭絡むような

レースを１つ的中させれば、

的中率１０％でも、

回収率が１０００％を超えることだってあり得る。

それでもどうしても買うなら、

相当自信と根拠があって、

その馬のオッズがせめて

５倍以上になると見込める場合のみ。

ただしその場合も、

ワイドや３連複は同時に購入すべきである。

単勝について

箇条書きしたことの説明は、次の記事にて。

【追記】