「オッズ理論」とは？～インサイダー馬券をオッズの歪みから見抜く方法～≪精度を高めるために”３連複オッズ”を利用する≫

 

 

前回は、

関係者票の多く入っている

インサイダー馬を見抜くための方法として

 

馬連オッズと複勝オッズを比較する 方法を紹介しました。

 

 

 

 

今回は、

インサイダー馬を見抜く精度を

より高める方法のひとつとして

３連複と複勝を比較する方法を紹介します。

 

 

 

最もポピュラーなオッズ理論の実践は、

前回述べた馬連と単勝・複勝を使う方法だと思います。

 

 

 

では、なぜ３連複なのか？

それは、誤差が生じにくいと思われるからである。

 

 

 

 

 

その理由としては、

 

 

単勝が１着、複勝が３着以内、馬連が２着以内に

来る馬を当てる券種であるがゆえに

微妙に誤差がある一方で、

 

３連複と複勝の比較は

ともに３着以内の馬を当てる券種であるがゆえに

その誤差が少ないから。

 

 

３連複の売り上げの方が馬連の売り上げよりも多く、

母数が大きい方が正確なデータを取れるため。

 

 

 

という２点が挙げられる。

 

 

 

 

 

では、

具体的にどのように比較するのか？

 

 

 

 

基本的には馬連と同様である。

☞こちらから

 

 

異なる点は、

上位２頭を２頭軸で

総流しにするということだけ。

 

 

 

３連複オッズの１位と２位、

該当馬が２頭いなければ１位と３位、

それでもいなければ１位と４位、

に出現している２頭から全頭に流す。

 

 

 

あとは同じである。

 

３連複よりも複勝が売れている馬が

関係者投票が大きく入っているであろう馬だ。

 

 

 

 

 

では今年の天皇賞・秋を例に見てみよう。

 

まず３連複の人気順は👇

 

 

 

 

１位と２位ともに

⑧ラブリーデイと⑨エイシンヒカリ

この２頭が出現しているので、

３連複で⑧⑨２頭軸で相手を総流しにする👇

 

 

 

 

 

ふむふむ、なるほど。

では複勝は？👇

 

 

 

 

これらを整理すると👇

 

 

 

 

手書きでササっと書いたので

汚くて申し訳ないが、

 

赤で囲った馬が、

３連複よりも複勝で順位を上げている馬、

 

青で囲った馬が、

３連複よりも複勝で順位を下げている馬　である。

 

 

 

 

しかし順位を上げているといっても、

赤丸で囲った⑮、⑫に関してはビミョーである。

これはあまり強くは押せない。

 

 

ところが、⑰と⑭。

特に⑭ステファノスの売れ方は

明らかに異常であった。

 

 

試しに、

⑦ラストインパクトと比較してみてほしい。

 

 

 

３連複では１、６倍もの

差を付けられているのにもかかわらず、

 

 

複勝はほとんど差がない！

 

 

 

天皇賞ほど大きなレースでこれだけ、

「オッズの歪み」が現れるのは、

莫大な関係者票が入っているからである。

 

 

 

⑰スピルバーグもなかなか売れているが、

⑭ステファノスと比べるとかなり見劣る。

 

 

 

実際に他の馬と比較してみてほしい。

 

 

 

 

 

 

そして逆に、

青で囲った３連複よりも複勝の方が売れていない馬。

 

 

これらの馬は危険視することを勧める。

 

 

 

どの馬にも関係者票は入っている。

そのなかで複勝で順位を下げている馬は、

 

関係者が自信をもっていないことの現れである。

 

 

 

切らなくてもいいが、軸にはしない方がいい。

 

 

 

 

実際このレースにおいては、

青で囲った

②アンビシャス、⑦ラストインパクト、⑥カレンミロティック　は

 

 

すべて人気以下の着順に大敗している。

 

 

 

 

 

 

 

 

インサイダー馬券を見抜いていれば、

非常にカンタンに的中できるレースでした。

 

 

 

 

それでこの配当は美味しすぎ。

 

 

 

 

軸にしてしまっているため、

複勝オッズとの比較ができない

人気上位２頭の取捨の方法は、

 

 

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